2008年2月7日木曜日

10年後の再会(ならず)

なにげなく ほんとうに思いつきで、グループ検索にかつて所属していたギルドの名前を入れ、searchを押してその結果を目にしたとき、心臓が裏返り、血が逆流するような感覚を覚えました。

いる。

そのグループのメンバーリストには、廃人だのnoobだのという言葉がはやりだす前の時代、ひっしにオンラインゲームをプレイしていたころの、敵や味方だった者とよく似たアバター名が2-3ありました。もうアホみたいに遊んだ、大量の電話代を支払った。なんでも真に受けて怒ったり笑ったりした、どんな先生より上手に英語を教えてもらった、アメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、スウェーデン、ベトナム、マレーシア、シンガポール、日本。思いっきり離れた場所に住む仲間たちと、いつかみんなで会えたら楽しいだろうね、なんて実現しない約束をした。どうしていままで まったく気づかなかったんだろう。昔と同じこの名 Estellaでわたしを呼んでくれる者たちが、同じ世界にいるかもしれないということに。

彼らにコンタクトを取り、2-3日ほどはよい結果ばかりを期待して、うわついた気持ちで過ごしました。

結果
いちばん会いたかった人はワールド内にはいませんでした。
存在が確認できた中で、一番近しかった者からは面会を断られてしまいました。確かに夢中でみんなと遊んだが、今となっては楽しくなかった思い出ばかりが心に残っている(※)、そしてわたしはその不愉快な思い出がいまさら形を取って現れたものにほかならず、たとえこれほど時間が経っても顔などあわせたくないのだと。ほかの者たちからのレスポンスはありません。もうSL飽きてやめちゃったのかな。

※ギルドマスターが行った不正をきっかけに大げんかが発生、ギルドは即日解散、半数以上のメンバーがその日のうちに引退しました。


ちょっとへこんだ。
失恋したような気持ちになりました。おなじ"world"にいても、もうわたしは彼の世界の一部じゃないんだね。でもおいしいごはんを食べていっぱい寝たら忘れるよ。

まあいいや 自分以外の事象はあやつることができない。変えられないものに対してぶつかり、あがく、そんな元気はもうないない。流れるままにもじゃー。ベティさんと久しぶりに会った たのしかった。髪型 もじゃもじゃー。すっげーもじゃー。

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